「痔」が痛い!恥ずかしがらずに病院へ行きましょう!
こんにちは
実は私、生まれた時以外で一度だけ入院したことがあります。そして入院した原因が「痔」でした。
痛いけど恥ずかしさもあり、あまり周囲に相談しづらい病気ですね。私もそうでした。とにかく我慢して我慢して・・・。我慢に疲れた頃に病院に行ったら、入院して手術することに。
結果としては手術して大正解でした。今では快適な生活が送れています。そんな我らが敵である「痔」について、少し考えてみます。
「痔」について
日本人の3人に1人は「痔」
どうやら日本人の3人に1人は「痔」だそうです。
「ほんとかよ!」と思いますよね。私の周りでも何人かは、自分が「痔」であることを公言している方はいますし、実際私と同じように痔の手術で入院された方はいますが、それにしても、こんなに高い割合だということは意外です。
つまりそれだけ、皆さんカミングアウトしていないということでしょうね。
まぁ周りに言うほどのことでもないし、言ったところでどうなるものでもないと言うのは理解していますが。
ちなみに日本以外の国の方も、「痔」の割合は変わらないが、日本人に比べて早い時期に病院に行くため、軽症で終わることが多いそうです。
私も「痔」であることを自覚したのは、確か中学生くらいの時でした。それから30代になるまで病院には行きませんでしたので、皆さんの気持ちは痛いほどわかります。
病院に行かない理由は?
病院に行かない一番の理由はやっぱり
「おしりを見せるのが恥ずかしいから」ですよね。
その他にも
「症状が軽いから」
「肛門科に入りづらいから」
「女性の医師がいない」
などなどがあるようです。
もしもこの記事を読んでいただいている方で、「痔」の方がいましたら、私が痔の先輩として言えることは、
すぐに病院に行くべき!
ということです。行ってしまえば何も恥ずかしいことはありませんでした。というか行ってみてびっくりしました。肛門科の玄関を入ったら、老若男女たくさんの人たちが受診していて、この病気になる人はたくさんいるし、若い方もたくさんいて、風邪などと同じように、特別な病気じゃないんだ!と気づいて、ものすごく気が楽になりました。
ただ女性の方だと、やっぱり女性の先生に診てもらいたいですよね。そこは事前にちゃんと調べてから受診するようにしましょう。
「痔」の種類
代表的な痔は3種類です。
痔核(いぼ痔)、裂肛(きれ痔)、痔瘻(あな痔)です。
そのうち痔核には、肛門内側にできる「内痔核」と、肛門の外側にできる「外痔核」があります。
因みに私は「痔瘻(じろう)」でした。「痔瘻」になる原因はストレスやアルコールでおなかが緩くなることで起こるらしいです。どうやら痔瘻になるのは男性が多く、治療は手術しかないようですね。
その他の痔については、ストレス、便秘、出産などいろいろと原因はあるそうですね。
痔で困ったこと
上でも書いたように、私は「痔瘻」でした。年に数回、肛門にできものが出来て、それが下着などに触れると激痛です。排便の時はもちろんですが、黙っていてもジクジク痛かったような気がします。そして、ある時そのできものが「パン」と破裂して、中から膿が出てきたら、痛みがなくなります。しかしパンツはびしょびしょになります・・・。
わたしは仕事中に破裂したことがあります。おかげでスーツのおしりは濡れてしまって、隠すのが大変でした。
治療してよかったこと
痛くないこと。下着や服が汚れないこと。
年に数回のあの痛みがないことで、本当に世界が変わりました。知らず知らずのうちに、痔によって通常の生活に支障が出ていたんだなと、治療してからわかりました。手術後5年くらい経ちますが、再発の気配は全くないですね。
まとめ
痔は痛いが我慢している方、病院に行こうか迷っている方、とにかく一度病院に行きましょう。病院に行くことで、きっと世界は変わるはずです。